診療方針
>・・ 患者中心主義・・<
歯科医学を基礎に診療を行いますが、
治療については患者さんの個別具体的な希望を
重視して進めていきます。
ただし、無理な治療はできませんので
ご了承ください。
─── 抜歯の基準───
抜歯は最後の手段です。
歯科医学的な判断を提示しますが、
患者さんが希望しない場合は、抜歯をしません。
歯がプラプラしていても、
ご本人の希望により歯を残す場合もあります。
─── 母子同室、同伴者同室───
お子様の治療中は保護者の方が
傍に座ることができます。
保護者の方の治療中、
お子様が傍に座れます。
車椅子の方が治療中、付き添いの
方が傍に座れます。
─── 低刺激───
痛みがないように、また治療の
刺激ができるだけ少なくなるようにしています。
切削機具は振動が少なく、
低回転で力加減も軽くして痛みが出ないようにしています。
─── 事前説明をします───
選択肢がある場合には、提示します。
説明の要求レベルには個人差があるので、
わからないことがあったら質問してください。
─── できるだけ歯を削りません。───
歯冠修復など、歯を残すことを心がけています。
歯が残っていて詰め物で済む場合には詰め物、
詰め物ができないくらい歯が残っていない
場合はかぶせるという考え方です。
ただし、経験に裏付けられた歯科医学に
反した治療は、後の苦難につながるので、非科学的な
くらい削る量減らすことはできません。
─── できるだけ神経を残すようにしています。───
虫歯を取って少し神経が出ても、
残すことができます。
反対に、神経まで虫歯が達していなくても、
疼くぐらい歯がしみるような
症状がある場合には、神経を取ることがあります。
─── 経過を見ながら勧めます───
治療内容は通常の方法をとって結果が良くない場合に、他の処置も加わります。
「最初からやっておいてほしい」ということもあるかもしれませんが、治療は可能な限り低侵襲を
原則とするので、当初不要と思われた処置を最初からすることはありません。
─── 低侵襲の治療から───
最初から強侵襲の治療はしません。
まずは低侵襲の治療から選択する方法が、人体を大事にする治療です。
いきなり抜歯や、神経をとる治療をすることは、根拠がない限りしません。
─── 説明について───
治療の段階に応じて説明していきます
歯周病の治療など、治癒経過を見ながら進めていくので、治癒状況に応じて説明していきます。
もちろん、治療の流れの概要は説明いたします。
ただ、治療経過によっては治療内容が多岐にわたるため、最初から全部説明できない場合があります。
「最初から言ってほしい」という不満に応じられない場合があります。
─── 治療時間───
スタッフが丁寧な治療で患者さんに喜んでいただこうとして時間がかかっている場合があります。
(しかし患者さんにとっては苦痛であることがあります。)
長い時間の処置が苦しい場合は言ってください。