稽古内容

最初は基本技を指導します。
大東流には柔術技、合気柔術技、合気の三つがあります。
基本技とは合気柔術の技を指します。
師匠の錦戸師範は「基本技は大きな身体使いと、気の身体になるためにある」と説明されていました。
基本技から、相手の力を奪う基礎を行います。
基本技を通じて武術における気を習得します。
どの基本技も合気の前提となる「気」の要素を含んでいます。
日常生活の身体使いとは全く異なるので、難しいと感じるかもしれません。
錦戸師範「情熱があれば合気は掴める」と言われていました。
合気を習得し高めていく事を目指し稽古をします。
堀川幸道先生が説明された「合気とは気を合すること」との術理を用いますので、他の武術が説く合気とは理合が異なります。
関節を極めるなどの柔術技はしていません。

力を使わない、高齢になっても技が衰えない技術ですので、
体力のない人でも、お年寄りでも、女性でも稽古できます。

2025.8.2.初めてYoutubeに動画を上げました。
錦戸師範 ‐手鏡
 
2025.10.15.錦戸師範の追悼記事が月刊秘伝2025年11月号で掲載されました
錦戸師範 -合気上げ